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うつ病とは

01 うつ病とは?

人は落ち込んだり、悲しんだりする気持ちを持つ事があります。そのような状態が数週間・数ヶ月続く時は『うつ病』が疑われます。
うつ病は誰もが罹る可能性がある脳の病気であり、決して気の持ちようでありません。
うつ病の有病率は7%程度、つまり100人中7人は一生のうち一度はうつ状態となり、女性は男性の2倍かかりやすいのです。
本人及び御家族の間違った行動や対応が、うつ病の重症化を 生みますので正しい理解をしましょう。

02 うつ病の原因は?

うつ病は脳の病気であり、脳の物質バランスがくずれてエネルギーが低下した状態となります。
では脳の物質バランスとは何でしょうか?

うつ病/正常なシナプス・うつ病状態のシナプス

上記の様に正常な状態では、脳内神経伝達物質 セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンの3つがバランスよく存在しますが、うつ状態になると3物質とも欠乏して働きが不足します。
うつ病の治療に使用される薬剤は、これらの物質を元に戻すように働き、症状を改善に導きます。