訪問看護とは

訪問看護とは

訪問看護について

住み慣れた家庭や地域の中で、その人らしく安心して生活を送っていただくよう支援するのが精神科訪問看護という制度です。 医師の指示のもと、看護師、作業療法士、精神保健福祉士などがご自宅を訪問し、日常生活の悩みや困っている事などの相談に応じます。

01 訪問看護でどのようなことをするのか?

日常生活上の支援やアドバイス

  • 朝、起きられない
  • 部屋をきれいにしたい
  • お金の使い方がうまくいかない
  • 買い物や料理の仕方がわからない
  • 友達がいなくて、日中どうすごしていいかわからない
  • ストレス解消法がわからない  など

病気について、症状やその対応

  • 症状で困っていることがある
  • 眠れないときがある
  • 医師の診察時にどう伝えて良いかわからない  など

お薬について

  • お薬の飲み方について
  • 薬の副作用が心配だ  など

人間関係に対するアドバイス

  • 家族とうまくいかない
  • ご近所の人との付き合い方が分からない など

社会制度のご紹介やご利用について

  • デイケアなどの日中過ごす場所
  • 利用できる制度が何があるかわからない
  • 障害年金や自立支援制度の申請方法  など

02訪問看護の利用について

まずは主治医にご相談ください。

※訪問看護には医師の指示が必要です。

訪問日程スタッフと相談のうえ、決定します。

訪問者担当のスタッフ(看護師、作業療法士、精神保健福祉士など)が1〜2名で訪問します。

訪問時間1回30分程度です。

訪問日程訪問できる地域には限りがありますので、病院スタッフ(ケースワーカー)にご相談ください。

03 料金について(訪問看護)

 健康保険各種 自己負担額
(3割)
自立支援医療
(1割)
社会保険単数
(訪問スタッフ1名)
1,740円580円
国民健康保険
など
複数
(訪問スタッフ2名)
3,090円1,030円

自立支援医療制度を利用することで1割負担となり所得状況により月額の上限負担額(2500円〜20000円)が設定されます。

●別途移動距離に応じたガソリン代がかかります。
精神科訪問看護の利用について詳しく知りたい方は、主治医やケースワーカーにお気軽にご相談ください。